育児の愚痴を批判する人への愚痴
育児に対して愚痴を言う人に対して、意味がわからないと批判している人がいた。
育児が大変なんてことは誰だってわかってることで、そんな愚痴ばかり言うなら子供なんて作らなきゃいいじゃないか。そんな話だった。
しかし私はそんな愚痴もいいかと思っている。
確かに育児が大変なんて話はずーっと色々な場面で聞かされてきた。
それは親だったり、テレビやネットなどのメディアだったり、子持ちの友人だったりするんだろうけど、みんな口を揃えて言うから誰から聞かされたのかもうわからないくらい刷り込まれている。
でも、どんなことが大変とか、どんなふうに大変かなんて実際のところあんまりわからない。
経験してみないとわからないことなんてたくさんある。
一人暮らしして初めて親のありがたみが分かるなんていうのもよく聞く話だ。これだってみんな言うことだからわかってるはず。
同じこと。
イヤイヤ期がどれだけストレスが溜まるのかなんて、実際に子どもと過ごさなければわからない。
今後大変だろう思春期の反抗期だって子どもによっても違うだろうし、どれだけ悩まされるかなんて実際に経験しないとわからない。
そんなことを昔から人は井戸端会議なんかで発散しあってきたんじゃないのか。
それがSNSやブログなんかにうつってきてるだけで。
例えば「イヤイヤ期しんどい」なんてつぶやきに、誰かがイイねとか「大変だよねー」とかコメントくれたりして、仲間がいるって思えたりして少しでも育児が楽になったらそれで良いと思うんだ。
もしかしたら良い発散方法とか対処方法とか先輩たちが教えてくれるかもしれないし。
多少の愚痴は許して欲しいなーと思います。
逆になんでそんなに冷たいんだろうか?
子どもを育ててるのは偉いなんてことは思わないけど、この少子化の日本だ。もっと暖かく見守ってくれたって良いものだと思うのはおこがましい考えなんだろうか?