口先だけで歌ってばかりいると下手になる
2016年は自分の中で一番成長したのは歌だった。
ミックスボイスとファルセットをなんとなく掴めたことで、表現力が格段に上がった。
それまでほぼすべて地声だったから、優しい高音ってのが出せなくてバラードでも何でも元気に歌ってしまい、曲に合わないなんてことも多かったけど、ファルセットのおかげで歌える歌の幅が広がって楽しかった。
ミックスボイスは楽に高音が出せるので、喉の負担が減り、これまた歌える歌が増えた。
[Alexandros]のワタリドリとかこの成長がなかったら歌えてないはず。この曲は最高音HiEとかですよ、確か。
一般男性だとHiAでも高いと言われるので、これはなかなかじゃなかろうか。
高音域を広げられずに長年苦しんでいたので、この伸びは自分の中で革命的だった。
しかし、2017年?後半から超忙しいプロジェクトに配属されてからレベルダウンしていった。
平日は帰宅が深夜だった。家族が寝てる中、大声で歌い始めれば、たちまち家庭崩壊してしまう。しかもマンションなので近隣の迷惑になってしまいかねない。
さらに口ずさむときでも、ファルセットでかる~く歌ってしまうくせがついてしまった。だって楽なんだもの。
そんなことを続けてた結果がこれである。最高音は低くなり、発声も悪いし、声量も落ちてる。ミックスボイスやファルセットも安定しなくなった。
やっぱり芯となる発声力?なんと表現して良いのかわからないけど、基礎がしっかりしてないと発声方法に関わらずダメだ。
やっぱり地道な発声練習は大事ですよね、面倒だけど。筋トレと一緒で鍛えれば伸びるけど鍛えてないと衰えてしまう。
ちゃんとした発声練習らしいことをしなくても、喉に負荷をかけて歌ってるだけで全然違うはず。発声練習は地味でつまらない。
せっかく早く帰れるようになってきたので、歌う習慣をつくって、まずは元のように歌えるようにしたい。