しぎかた321

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小さな巨人

ドラマは録りためて一気に見るのが好き。先が気になって待つってのが嫌なので。

 

そうして今更ながら2017春クールのドラマを見ている。そのうちの1つが小さな巨人

 

これがなかなか面白い。日曜劇場はハズレが少ないので最近はすべて見ている。少なくとも1話は。これも例に漏れず見ることにした。香川照之さんが好きなので期待していた。

 

トーリーは半沢直樹の警察版って感じで、警察内部の汚職や裏切りに立ち向かう主人公を描いている。こういう悪いやつと闘うっていうのはわかりやすくて良い。好きだ。

 

しかし半沢直樹で味をしめたのかか?

 

最近のドラマは「やられたらやり返す」「倍返し」のように名言・名フレーズを作りたがっているように見える。同じフレーズが何回も出てくる。

 

敵は味方のふりをする

 

これがくどい。そして単純すぎやしないか?そこはいただけない。同じセリフを敵味方関係なく色んな人が言う。不自然だ。何回も出てくるたびにイラッとくる。それだけが残念。

 

半沢直樹と同じ池井戸潤さん原作の花咲舞が黙ってないというドラマも毎度毎度の決めゼリフ「お言葉を返すようですが」がくどくてイラッと来るので観るのをやめてしまった。

 

この違いはやっぱり共感だろうか。

 

半沢直樹の「やられたらやり返す」は彼の生き方であるし、視聴者(私)はやり返すところが見たい。だからイラッと来ないし、むしろ楽しみになる。

 

しかし「お言葉を返すようですが」は生き方でもない。ただの口癖みたいなもんだ。別に共感を呼ばないし、お言葉を返してほしいわけではない。やっつけてくれれば良い。それを水戸黄門のように毎度毎度言ってるようじゃこれもまた不自然。カッコよくもないし。

 

 

敵は味方のふりをするも同じだ。ただの事実を述べているだけだし、そもそもそんな世界に生きてるわけではないので共感もしない。

 

まあ別世界ってことで理解できれば良いんだけど、みんな同じことを言うから警察官ってみんなそんな人たちなんですかって言いたくなる。

 

でも総合的には十分楽しめた。証拠品が証拠として使うには無理があるように感じたところもあったけど、素人だから実際のところはわからんし、推理モノでもないから細かいところはどうでも良い。

 

今クールはTBSが良かったな。リバースが一番面白かった。